家族葬を行う際に考えるのは連絡する関係者の範囲でしょう。
家族葬とは本来「限られた家族や親戚のみで行う葬儀」の意味合いで通称名として使われる言葉です。
では、その「限られた家族や親戚」とは具体的に何名になるのでしょうか。
家族によっては、親戚と疎遠で連絡も取り合っておらず、家族だけの葬儀となれば少ない人数であれば1名、ほんの数名の各家族となります。
親戚が多く連絡を頻繁に取っている家族は10名、20名、多いところになれば70名、80名となる場合もあります。
実際、数年前の執り行った家族葬では74名もの方が出席となり、喪主様に確認を取ると、皆様が全て御親戚であったということがありました。
この時は、喪主様を含め出身地の風習で「遠い親戚まで皆で集まり故人を送り出す」というものでした。
この様に、家族葬といえど、単に少人数の葬儀もあれば大人数の葬儀もあり、人数によって費用も大きく左右します。
ですから「家族葬」を希望する場合、その親族の出身土地による風習も考えながら故人様が死亡された事実を伝えることが大切となります。
連絡を敢えてせずに葬儀後に「死亡した事実」を伝えてトラブルの元になる可能性もあります。
葬儀への出席者を決める際には御家族で話し合い慎重に決定するべきでしょう。
葬儀を依頼され打ち合わせの際にこの様な話を良く耳にします。
「あの人は高齢だからこないだろう、連絡は葬儀後で良いかな」
確かに葬儀の連絡を受けた方が「高齢者」であれば、式場に来るのは大変ですし
喪主様なりの心遣いであると思います。
しかし、その方に事後報告をした際、最後に一目会いたかったという方であればこの方の気持ちを無視することになります。
葬儀を行う際、出席者の範囲を決めるのは大変気を遣うことです。
ですが、家族葬を行うと決定した際には、先ずは一言連絡だけでもしてみては如何でしょうか。
出席するか否かはその方の判断に任せるのがベストであると思います。
セレモニー飛翔
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