父の命日でのお墓参りについて

query_builder 2025/05/19

5月18日は父の命日で、今年は一緒に暮らす母と二人で霊園でのお墓参りをしてきました。

私の父は46歳で亡くなりました。

当時私は小学6年生で、数年前から入退院を繰り返す父について「もうすぐ死んでしまうのでは」と思いながら、母が昼間の仕事を終え、父の面倒を看て帰宅するのが午後8時過ぎ。

母の苦労する姿を見てきた私は、いつしか早く安定した仕事について母に楽をさせたいと思って育ててもらいました。

昨年11月まで父の遺骨は父が生まれ育った熊本県八代市のお寺で預かってもらっていました。

預かってもらっていた期間は父が亡くなり直後から昨年11月までの約42年。

この間、私は福岡県で育ったので何度かはお墓参りをしていますが、高校を卒業後から現在までお参りには行っていません。

当時私は警察官として殆どを刑事課員として職務に没頭し、母も一人で行く機会もなく、恥ずかしながら放置状態となっていました。

しかし、母も今では85歳、何時どうなってしまうか誰にも分かりません。

ですから、母と一緒に父の遺骨を引き取りに行こうと相談して、気ままに九州まで行きたかったのと、私達が以前に住んでいた福岡市や親戚にも会いたかったこともあり私が車を運転し九州に父の遺骨を引き取りに行きました。

父の遺骨を関東に移動して一回目の命日を迎え、母と朝から花とお酒を買って、霊園に行き手を合わせました。

霊園からは天気が良ければ富士山が見えます。

父は九州からまさか関東に来るとは思ってもいなかったと思います。

天気の良い日は富士山を眺めながら大好きだったお酒でも飲んでいるのではないかと思っています。

母も何があってもおかしくない年齢となり、あと何度お参りができるかは分かりませんが、これまで放っていたので、できるだけお参りには行きたいと考えています。

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セレモニー飛翔

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